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商用利用可のフリー写真素材サイトベスト3プラス2とおまけ1

フリー写真素材サイトおすすめ5つ
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Webサイトに最低一つは入っているグラフィックバナー。イメージや色によって印象まで変えてしまう素材はサイトにとっても軽視できません。
特に、アフィリエイトサイトを構築するときには素材選びにも細心の注意が必要です。
アフィリエイトは営利を目的としたサイトであるため個人で運営しても商用扱い。商用で利用可能であることを確認する必要があります。また、商用利用可の写真であっても、様々な条件が付随する場合があります。ご自身が制作したデザインや撮影した写真以外の素材を使用する場合は、著作権所有者に使用許可を得て適切に使用しましょう。

Adobe StockやShutterstockといった有料の写真サイトは基本的に商用利用が可能な素材です。検索機能も優れており細かな条件指定で写真を探しやすいところが有料のストックフォトサイトのメリットです。
これらの有料ストックフォトサイトは月ごとに契約したり、年間で契約したりするため、初回の支払いは数千円になります。となると、気軽に始めるには敷居が高くなりますね。アフィリエイトサイトを始めるのであれば、まずは無料で使え商用利用が可能な写真サイトから気に入った写真を探すのが一般的です。

無料の写真素材提供サイト

私が会社のサイトを制作を任された際、あるいはSNSで利用するための画像を探すために、当初は無料素材のサイトを20個以上ブックマークして使用していました。
使用しているうちにわかってくるのですが、写真家さんによっては露出を増やすためにいくつものサイトに登録している人も多いということ。フリー素材には、必ずだれが制作したか、だれが撮影したかといったクリエイターの情報が載っています。つまり、クリエイターが自分の広告として素材を掲載していたりするわけです。
数年間、無料素材サイトと自社サイトを行き来し使い続けるうちに無料素材のサイトは5つに絞り込まれました。これからサイトを立ち上げるアフィリエイトの皆様にそのような無駄な時間を取らせないためにも、今回はこの5サイトについてそれぞれ特徴や活用の仕方などをお話ししたいと思います。

「写真AC」

“写真素材”、”フリー”で検索すると一番最初に出てくるサイトが「写真AC」ですね。皆さんも一度は訪問したことがあるのではないでしょうか。
日本人のモデルを使用していますし、日本の情景や四季折々の暮らしをとらえた写真を多く取り揃えてます。日々私たちが見る何気ない日常をとらえたスナップ写真が多いのが特徴だと思います。

もし、サイト自体が日々の暮らしを題材にしたようなブログなら、間違いなくこのサイトには使える素材がそろっています。特に、普通だったらあまり被写体にならないような冷蔵庫やアフィリエイトに人気の日焼け止めのイメージ画像なども豊富です。

検索回数を増やす裏ワザ
このサイトは、1日当たりの検索ワード回数が5回に制限されていますね。類似した言葉で検索をかけると5回はあっという間に終わります。

では5回が終了したらあきらめざるを得ない?
そんなことはありません。そこで活躍するのがGoogleの検索です。
例えば、「掃除機」。「掃除機」だけで検索するとあまりに多くの画像が出てくるため、よりピンポイントで探すにあたり、「スティック型 掃除機」「軽量 掃除機」「最新 掃除機」「ノンフィルター 掃除機」などと打っていくとすぐに規定回数に達してしまうので、そのあとはGoogleを活用して、検索ワードを「写真AC 赤 スティック型」と打てば、写真ACで検索した場合と同じような結果を見ることができます。

ただし、Mサイズ以上のダウンロードの回数を増やすには、有料の会員登録が必要なので、良く活用している人は、検索回数も上限がなくなる有料のプランに登録することをお勧めします。

Pixaboy

こちらのサイトは日本語でも検索可能なドイツのフリーストックフォトサイトです。
素材数が1700万と群を抜いて多いのがこのサイトの特徴。素材数が多いだけにキーワードで絞込み検索をする前に、素材の種類(イラスト、ベクター、写真、動画など)で指定できる機能が備わっています。この機能を使用すれば写真が必要なのに検索結果にイラストが出てくる、といったことがなくなります。

Pixaboyの検索は英語で
また、海外の多くのサイトにも言えることですが、一般的に素材サイトは、日本語検索ができません。それでもこのサイトは、例えば雲の素材を探すのに「Cloud」と打っても「雲」と打っても検索できるところがすごいです。(ただし、出てくる画像はすべて同じではなく、素材数は英語が多いですね。「雲」と打った場合、841ページ、「Cloud」と打つと888ページあるので。ページ100枚の表示で4000種類ほど少ないですね。 (^^);

さらに、このサイトの特長としては、写真の向き「タテ向き」「ヨコ向き」や写真のカラーイメージを(例えば、黄色、ピンク、グレイなどに指定して)、写真の解像度といったことを指定して & 検索できる点です。カテゴリによる絞り込みとこれらの検索でほしい画像が見つかるというわけです。私の個人的な判断ですが、素材レベルについては、玉石混交といったところ。素材の豊富さは捨てがたく、時間をかけて探す場合はPixaboyをお勧めします。

開いたときにメニューが英語になっている場合は、アドレスバーの
https://pixabay.com
の最後に/ja/ を付けて
https://pixabay.com/ja/
とすれば解決です。

Unsplash

こちらのサイトは、洗練された素材が多く、プロの写真家さんの厳選されたものを感じます。落ち着いた写真からか、使いやすい写真が数多くあります。また、背景色が統一されているものが多く、サイトのバナーやヘッダーイメージのグラフィックで文字を入れても読みやすいグラフィックを制作することができます。
こちらのサイトは、Pixaboyと異なり各写真をタグでカテゴリ管理しています。日本語のタグも使えますが、タグが翻訳されているわけではないため日本語で検索すると素材が期待したほど出てきません。日本語を知っている海外の写真家や日本の写真家が少ないのでしょう。このサイトを使用するときは、英語で検索することをお勧めします。
Unsplashもまた画像の向きや色のイメージで検索ができるので、自分のサイトにあった色調の素材を容易に見つけることができます。

そのほか、このサイトには、「Current Events」というメニューもあります。ここには、今世界のどこかで話題になっている事件が取り上げられています。ローカルの話題もあれば世界を揺るがしている話題も、ここCurrent Eventsで見ることができます。ニュースサイトでアフィリエイトを検討している方にとってタイムリーな話題を検索するにはもってこいのサイトです。

個人的にお気に入りの商用利用可能な無料素材サイト

ここからは、あまり写真サイトとして紹介されない商用利用可能な写真サイトのご紹介。

Pikist

こちらのサイトにある写真は、色鮮やかなものが多く、検索目的さえ忘れがちになってしまいます。写真の構図も全体で魅せる写真になっており、色も鮮やか。そのため、例えばバナーにメッセージを入れて使用するとなると、写真の良さを失わせてしまうかもしれません。用途としては、ブログに華を添えるイメージ目的で使用するというのが王道かもしれません。

欠点といえば、広告が多い。アドセンスの収入をベースにサービスを提供していることを思えば、甘んじて受け入れざるを得ませんね。きれいな写真が多いのは事実です。(笑)
もう一つは画像がタグだけで管理されているため、検索エンジンも文字入力しかできない点。写真が豊富でも絞り込みが十分できないと莫大なデータベースから見つけることになるので、お気に入りが見つかるまで時間がかかります。ただし、上記3つとは違った写真が出るので、最初に紹介した3か所で見つからない場合の4番目の位置づけです。日本語のタグをつけている写真は少ないので、英語で検索しましょう。

パブリックドメインQ

このサイトも商用利用可、クレジット表記なしで使用できるサイトです。ここには写真家の方が著作権を放棄したり、著作権で守られる期間が終了し著作権フリーになった写真を集めているサイトです。(写真以外にも、イラストや歴史の教科書で見たような絵画もあります。)こちらのサイトはタグで管理されているので、人気のタグもページ下に並んでいるので、自分の探したいイメージのカテゴリをクリックして探すことができるだけではなく、検索バーで単語を入れて検索ができるようになっています。ただし、検索バーは、”and”検索のようなので、ピンポイントで写真を見つけることが可能です。

このサイトは、人物の場合は、同じモデルさんが頻繁に出てくる点。おそらく、最初から著作権を放棄して「宣材写真」(モデルとして自分を宣伝するための場所)として使われているからかもしれませんね。(…かどうかは不明ですが。)モデルさんにとっても見て知ってもらうことが大切ですからね。考え方を変えれば、気に入った写真があれば、モデルさんの写真を無料で使うことができるとも言えます。

ただしこのサイト、画像をダウンロードするためには、クイズに答えて正解しなければならないのです。3択ですが、間違っても毎回違った問題が出題されるので、不正解が続くとクイズに時間を取られますよ。楽しみながらダウンロードしてくださいね。

これらのサイトに掲載されているものは、原則、写真の出所をサイト名や写真家さんの名前などをクレジットする必要がないものばかりです。また商用利用もできますので、アフィリエイトを始めたい方にも気軽に利用できる素材です。

おまけ:グーグルが探してくる商用利用可能な素材

無料の写真ということで、Google imageを使って検索するのも一つの手法です。が、注意しなければならない点がありますので、二度手間にならないように、お伝えします。

Google のimage検索をして、まずすべきなのは、「ツール」からドロップダウンメニューの「ライセンス」をクリックして「改変後の再使用が許可された画像」や「再使用が許可された画像」の中から選択しますが、この後が大切です。検索結果の画像をクリックしたらリダイレクトされたサイトの使用許諾、ライセンスの表示を必ず確認する必要があります。

検索結果はフリーのストックフォトサイトにリンクしていますが、サイトによっては写真であっても出所をクレジットしなければならないケースも表示されます。また、「改変後の再使用が許可された画像」や「再使用が許可された画像」には、あらかじめ写真のオーナーに使用許諾を得るサイトや商用利用が禁止されているサイトも検索結果にでるのです。つまり、再利用は個人、かつ非営利利用に限って許可されるということを意味します。
Google検索で「改変後の再使用が許可された画像」や「再使用が許可された画像」を探して使用する方法が記載されたサイトがいくつもありますが、十分な説明がされていませんので、検索結果にはご注意を。

アフィリエイトをはじめるにあたり初めてサイトを訪問してフリーのストックフォトを使用する場合、規則に沿って使ってくださいね。ちなみに、紹介した5つのサイトは調べた時点でクレジット不要、リンク不要、商用利用可のサイトですが、念のため利用規約を確認してください。